夏こそ！”あずきバー祭り”名古屋で開催！アイス無料配布はいつ？どこで？正しい食べ方とは

夏の風物詩として長年愛され続ける井村屋の「あずきバー」ですよね！

今年も全国各地で無料配布イベント「あずきバー祭り2025」を開催します。

名古屋では、6月28日（土）にナナちゃんストリートイベントスペースBにて実施され、合計4,000本のあずきバーが無料で振る舞われる予定です。

このイベントは、単なる無料配布に留まらず、井村屋があずきバーに込める感謝の気持ちと、その人気の秘訣を改めて伝える場となっています。

夏の祭典！「あずきバー祭り」開催とは
国民的アイス「あずきバー」はなぜ人気？
名古屋でのイベント概要

夏の祭典！「あずきバー祭り」開催とは

「あずきバー祭り」は今年で3年連続の開催となり、その人気は年々高まっています。

井村屋は、このイベントを7月1日の「井村屋あずきバーの日」に先駆けて実施し、長きにわたりあずきバーを愛し続けてきたお客様への感謝の気持ちを伝えることを最大の目的としています。

2024年度には、あずきバーシリーズの年間販売本数が過去最高の3億2,900万本を突破するなど、その人気は揺るぎないものとなっています。

また、古くからあずきが縁起の良い食べ物、健康の源として毎月1日と15日に食されてきた日本の良き風習を現代に継承し、人々の健康に貢献したいという井村屋の思いも込められています。

イベント会場では、あずきバーとともに夏の訪れを感じられるような空間が提供され、来場者にとって特別な体験となるでしょう。

国民的アイス「あずきバー」はなぜ人気？

あずきバーが半世紀以上にわたり、多くの人々に愛され続けるのには、いくつかの理由があります。

1. 唯一無二の「硬さ」とシンプルな原材料

あずきバーの代名詞ともいえるのが、その独特の「硬さ」です。
これは意図的に硬く作られているわけではありません。

井村屋があずきバーを製造する際に、添加物や乳原料を一切使用せず、空気の含有量を極力抑えているため、自然と硬く仕上がります。

一般的なアイスクリームが口当たりを良くするために安定剤を使用したり、空気を含ませて膨らませたりするのに対し、あずきバーはあずきをぎっしり詰め込み、シンプルな素材に徹することで、この比類ない硬さを実現しているのです。

この「硬さ」こそが、あずき本来の素朴な味わいをぎゅっと閉じ込め、一口食べるごとにあずきの風味と食感を存分に楽しめる秘訣となっています。

シンプルだからこそごまかしがきかず、素材の良さが際立つ、というこだわりが詰まっているのです。

※あずきバーの正しい食べ方

しかし、この硬さゆえに、井村屋自身も「固く凍っているため、歯を痛めないようにご注意ください」と注意を促しています。

冷凍庫から出したばかりのあずきバーを無理に噛み砕こうとすると、歯が欠けたり、詰め物が取れたりといった思わぬ歯科トラブルにつながる可能性があります。

人間の歯のエナメル質よりも硬いといった研究結果も報告されており、その硬さは伊達ではありません。

そのため、あずきバーを安全においしく楽しむためには、冷凍庫から出してすぐに食べるのではなく、少し常温に置いて柔らかくなるのを待つか、口の中でゆっくりと溶かしながら味わうのがおすすめです。

時には、温かい飲み物や電子レンジで軽く温めるなどのアレンジレシピも公式サイトで紹介されており、様々な方法でその魅力を堪能することができます。

2. 職人の技とこだわりの製法

あずきバーの製造には、熟練の職人の技が不可欠です。

あずきの選別から水浸し、そして何度も水を入れ替えてアクを取り除く工程、さらには砂糖を加える絶妙なタイミングの見極めなど、一つ一つの工程に職人の長年の経験と勘が活かされています。

特に、あずきが割れて中身が出る寸前で砂糖を加えることで、豆本来の風味と食感を損なうことなく、最高の状態であずきを炊き上げています。

3. 井村屋「不易流行」の精神

井村屋は「不易流行」という経営哲学を大切にしています。

これは、変えるべきでない本質を守りつつ、時代の変化や消費者の嗜好に合わせて常に進化し続けるという考え方です。

あずきバーも例外ではありません。
例えば、以前使用していたコーンスターチをあずきをパウダー化したものに置き換えるなど、より「あずきらしさ」を追求するための改良が重ねられてきました。
こうした絶え間ない試行錯誤が、あずきバーが長年愛される理由の一つとなっています。

4. あずきバーの”安心感”

1973年の発売以来、50年以上の歴史を持つあずきバーは、多くの人々にとって幼い頃の記憶や夏の思い出と結びついています。

その素朴で懐かしい味わいは、まさに「ノスタルジー消費」を喚起し、食べる人に安心感と安らぎを与えます。

また、シンプルな原材料で作られていることから、健康志向が高まる現代において「エシカル消費」の観点からも選ばれる理由となっています。